月刊「創」ブログ最新記事
マスコミ就職読本2026入門篇ができましたマスコミ就職読本2026の入門篇ができました。書店並びは11日か12日になりますが、早めに入手したい方は、ホームページの下記、該当商品ページから購入手続きをしてください。送料弊社負担で郵送します。新聞社や放送局の早期選考についても採用側が公表していない実態が書かれています。続いて2巻、3巻も順次刊行します。
2024年12月号 能登半島豪雨の爪跡/袴田無罪判決の波紋
能登半島豪雨の爪跡/袴田無罪判決の波紋
■現地在住ライターの迫真レポート!......落合誓子
能登半島在住者の目から見た豪雨の傷跡
■第20回死刑囚表現展を終えて......太田昌国
「死刑囚表現展」作品に込められた死刑囚たちの思い
■警察はなぜ真犯人を取り逃がしたのか......小川秀世
袴田事件当時の捜査に対するこれだけの疑問
■当時の記事を実際に読んでほしい......篠田博之
袴田無罪判決で新聞が謝罪、事件報道の構造は変わったのか
■最高裁上告後のいろいろな動き......篠田博之
「頂き女子りりちゃん」と「被害弁済プロジェクト」
■「街の書店が消えてゆく」状況をどうするか......編集部
書店の苦境に対抗して書店流通改革の動きが続々
■元オウム幹部の妻と出演......篠田博之
ABEMA「獄中結婚」議論と植松死刑囚めぐるその後
■五代友厚の名誉回復に尽力した八木孝昌さんが他界
映画『天外者』五代友厚研究者の訃報
〈NEWS EYE〉
『モーニング』連載「社外取締役島耕作」が抗議を受けて謝罪
福井女子中学生殺人事件でも再審開始決定が!......今井恭平
2024年11月号 衝撃!植松聖死刑囚「獄中結婚」/袴田無罪判決と再審法
衝撃!植松聖死刑囚「獄中結婚」/袴田事件判決と再審法
衝撃!植松聖死刑囚「獄中結婚」
■死刑囚との獄中結婚とは.........篠田博之
植松聖死刑囚「獄中結婚」その経緯と背景
■「何のために生きてるのか考える時間を...」......20代A子
獄中結婚を決めた私がこの間感じたこと
袴田事件判決と再審法
■9・26静岡地裁現地報告......青柳雄介
袴田事件再審無罪判決! その法廷の一部始終
■袴田巖さん、ひで子さんらに密着......笠井千晶
22年間かけた執念の映画『拳と祈り―袴田巖の生涯―』
■再審弁護人のベレー帽日記第41回......鴨志田祐美
袴田無罪判決から再審法改正へ(上)
■女性弁護士座談会......鴨志田祐美・武井由起子・大沼和子
朝ドラ『虎に翼』と法曹界のジェンダー問題
■永田洋子さんら当事者とのやりとりも......江刺昭子
『連合赤軍遺族への手紙』にまとめた関係者の未公開の手紙
■紀子さま誕生日コメントでも言及......編集部
悠仁さま進学問題など秋篠宮家めぐる大議論の行方
■元「連合赤軍」メンバー獄中手記最終回......吉野雅邦
あさま山荘事件、そして連合赤軍とは一体何だったのか
■三浦春馬さんをめぐる話題を報告
『虎に翼』出演者の投稿、五代友厚墓前祭
【マスコミ就職読本】2026年度版1~3巻 発売中!
2024年10月号 頂き女子りりちゃん事件/能登半島地震と書店
頂き女子りりちゃん事件/能登半島地震と書店
頂き女子りりちゃん事件の深層
■ホストに貢ぐために巨額の詐欺事件を.........篠田博之
「頂き女子りりちゃん」が面会室で語った小児期体験
■「りりちゃん事件」との関わりを語る......草下シンヤ
「頂き女子りりちゃん」の被害弁済プロジェクト
■「悪質ホストクラブ対策検討会」発足......渋井哲也
「りりちゃん事件」で捜査のメスが入ったホストクラブの闇
能登半島地震と書店
■被災した現地を訪れ書店の話を聞いた......篠田博之
能登半島地震で建物全壊、されど書店の熱い思いは続く
■被災地・珠洲市在住ライターの現地報告......落合誓子
能登の状況は明日のあなたの街かもしれない
■経済産業大臣視察の10日後に発表......柴崎 繁
王様書房が店を閉じる!街の書店をめぐる厳しい実情
■著者インタビュー......桐野夏生
『オパールの炎』とジェンダーへの取り組み
■元「連合赤軍」メンバー獄中手記(11)...... 吉野雅邦
あさま山荘銃撃事件現場で母は「お母さんが撃てますか!」と叫んだ
■春友さんたちからの春活報告
「バルーン・リリース」と台湾の「三浦春馬祭」
〈巻頭グラビア〉
今月のONE SHOT 能登半島被災地は今も驚くべき姿だった
月刊嘲笑の時代 総裁選には出馬いたしません 岸田文雄 マッド・アマノ
能登半島地震被災現場に広がっていた驚きの光景
「王様書房」「文禄堂 早稲田店」など閉店の衝撃
バルーン・リリース、三浦春馬祭、ひまわりの抹茶碗
三浦春馬 死を超えて生きる人
月刊『創』編集部編
四六判 208ページ 本体1500円+税
ISBN 978-4-904795-66-8
2020年7月18日のその「死」をいまだに受け入れられない女性たちがなぜこんなにも多いのか。
月刊『創』で大反響を呼んだ三浦春馬さんの特集を一挙収録!
パンドラの箱は閉じられたのか 相模原障害者殺傷事件は終わっていない
ISBN 978-4-904795-62-0
本体:1,500円+税
19人の障害者殺害という衝撃的な相模原障害者殺傷事件の裁判は、植松聖被告に死刑を宣告して幕を閉じた。 障害者差別の問題や障害者施設のあり方など、多くの課題が解明されることなく残されたままだ。 詳細な裁判報告や植松死刑囚獄中手記など含め、この深刻な事件に改めて迫った! 大反響を巻き起こした前作『開けられたパンドラの箱』を上回るインパクト!
「試し読み」ボタンからその場で試し読みできます。そのまま購入もできます。
詳しい内容はこちら。
篠田博之(『創』編集長)
定価:本体1500円+税
ISBN 978-4-904795-58-3
皇室タブーを初めて正面から取り上げた衝撃の書!1961年、右翼少年による刺殺事件が出版界を恐怖に陥れ、深沢七郎さんの小説「風流夢譚」は封印された。その後50年を経て、封印は解かれつつあるのだが、果たして出版界は皇室タブーの呪縛から逃れられているのだろうか。皇室を扱った表現がその後も回収や差し替えにあっている現実をたどることで何が見えてくるのか。改元と天皇の代替わりが単なるお祭り騒ぎだけで終わろうとしている現在、象徴天皇制とは何なのか、改めて考えてみたい。
開けられた パンドラの箱 やまゆり園 障害者殺傷事件
ISBN 978-4-904795-53-8
本体:1,500円+税
2016年、19人の障害者を刺殺した衝撃的なやまゆり園事件。障害のある人たちの恐怖がいまだに消えないのと対照的に一般の人たちにとっては事件は過去のものになりつつあるかに見える。植松聖被告の動機の解明もできず、事件を二度と起こさないためにどうするかという社会的対策も何も講じられない状態で、この事件をこのまま風化させてよいのだろうか。
「試し読み」ボタンからその場で試し読みできます。そのまま購入もできます。
詳しい内容はこちら。
鈴木邦男さん新刊!「言論の覚悟 脱右翼篇」発売!
『言論の覚悟 脱右翼篇』 鈴木邦男 著
ISBN 978-4-904795-48-4
2017年9月16日発行
本体:1,500円+税
〈本文より〉
今は世の中がどんどん右寄りになっている。僕を超えて時代の方が右になっていく。僕は変わってないのに、「こいつは左だ」「もう右翼じゃない」と言われることが多い。この変化は何なのか。僕はもう「右」も「左」も超えたと思っている。「左になった」と言う人には、勝手に呼んでくれ、と思う。詳しい内容はこちら。
雨宮処凛さん新刊!「不透明な未来のための30章」発売中!
『不透明な未来のための30章』 雨宮処凛 著
ISBN 978-4-904795-47-7
2017年7月15日発行
本体:1,500円+税
本書あとがきより
この3年間、世界は大きく変わった。これからこの国が、世界が、そして私たちがどうなっていくのか、それは誰にもわからない。そんな不透明な未来の前で、この本が、ほんの少しでもあなたの思考の役に立てたら、こんなに嬉しいことはない。詳しい内容はこちら。
森達也さん新刊!「同調圧力メディア」発売中!
『同調圧力メディア』 森達也著
ISBN 978-4-904795-46-0
2017年4月19日発行
本体:1500円+税
あの映画「FAKE」を世に問うた監督の極私的メディア論!「忖度(そんたく)」が横行する日本社会の元凶は、同調圧力を強いるマスメディアが元凶なのではないか!『創』連載をまとめた森達也さんのメディア論の真髄! 詳しい内容はこちら。
対決対談! 「アイヌ論争」とヘイトスピーチ
生ける屍の結末─黒子のバスケ脅迫事件の全真相 発売中
月刊『創』 電子書籍版 発売開始!
・連続放火事件で服役中の「くまぇり」初の獄中手記
・スクープ!くまぇりが判決直前に綴った獄中書館
・くまぇりが判決前後に綴った獄中書簡
・「黒子のバスケ」脅迫犯から本誌に届いた手紙
・「黒子のバスケ」脅迫犯が私に語った衝撃の真相
・「黒子のバスケ」脅迫犯の意見陳述全文掲載!/他
・二極分化のなかで映画界はこれからどうなる?
・最大の映画製作会社・テレビ局の映画事業
・ドキュメンタリー映画の現状と新たな可能性
・マンガ市場の激変
・『進撃の巨人』が見せた驚異の快進撃
・メディアミックスの核となるTVアニメをめぐる変容/他
和歌山カレー事件 獄中からの手紙 発売中
和歌山カレー事件・林眞須美死刑囚からの手紙
2014年7月17日 創
2014年7月16日、和歌山カレー事件・林眞須美死刑囚からの手紙が届いた。といっても確定死刑囚は弁護士と家族以外、基本的に接見禁止だから家族経由だ。林眞須美死刑囚の獄中手記などをまとめた『和歌山カレー事件 獄中からの手紙』(創出版刊・定価1000円+税)が15日に発売されたのだが、その本を手にした感想を書き送ってきたのだった。
7月19日(土)14時からは「エルおおさか708号室」で毎年恒例の和歌山カレー事件を考える集会が開催される。19日の集会では、この養子縁組した男性に眞須美さんの近況について話していただくし、弁護団報告はもちろん、支援する会代表の鈴木邦男さんら大勢の関係者が駆けつける。健治さんもぜひ参加してほしいと声をかけているが、この暑さで体調がすぐれないため当日どうなるかわからない。死刑について、カレー事件について関心のある人は、ぜひ19日の集会に参加してほしい。詳細は下記の「林眞須美さんを支援する会」のホームページをご覧いただきたい。
命が踏みにじられる国で、 声を上げ続けるということ 発売中
安倍政権のネット戦略 発売中
ぢぢ放談―激闘篇 絶賛発売中
創出版 定価(本体1400円+税) 四六判並製240ページ
月刊『創』の編集長が、創出版を興して今年で30年になるのを機に、関わって来た事件や様々な経緯をまとめた一冊。『創』は、もともと1982年の商法改正で、それまでの発行元が休刊を決定。それに納得できずに、当時の編集者が自力で発行を継続したものです。この何年か、総合月刊誌が次々と休刊していくなかで、雑誌を出し続けることの意味や、ジャーナリズムの責任といったことを問題提起したのが本書です。
『創』の場合、映画『ザ・コーヴ』上映中止事件など言論・表現をめぐる様々な事件について、運動を展開することで現実に関わりつつ、それと連動させて誌面づくりを行ってきたという特徴があります。また宮崎勤死刑囚や林眞須美死刑囚、それに女優・三田佳子さんの二男や田代まさしさんの薬物事件などには、当事者に接近して、独自のスタンスから報道を行ってきました。そうした誌面づくりそのものが、ジャーナリズムのあり方についての一種の問題提起だったといえます。
7月31日付の朝日新聞が生活面で創出版刊『負けないで!』の著者・小笠原恵子さんを大きく報道しました。直近の試合で眼底出血したことでもわかるように、女性でプロボクサーになるということ自体大変なのに、そのうえ聴覚障害で耳が聞こえないという困難を努力によって乗り越えたのが小笠原さんです。小中学校時代はいじめにあったり、不登校に陥ったり、高校時代は親や教師に反発して停学処分を受けたりもしました。逆境のなかで培われたハングリーさが、彼女をボクシングに向かわせたのだと思います。「耳の聞こえない女性がプロボクサーなどとんでもない」と門前払いされながらも、プロへの道をあきらめず、昨年、念願のプロとしてリングに立ったのでした。
決してあきらめずに可能性に挑戦していこうとする小笠原さんの勇気に共感し、彼女の生き方を多くの人に知ってもらおうと出版を企画したのは今年2月のことでした。彼女は不登校で中学3年の時はほとんど授業に出ていないのですが、今回、出版を機に、かつての教師と再会するなど、著者にとっても本を出すのは自分を見つめ直す作業でした。また。彼女の家族は妹も聴覚障害ですが、その家族と半年間つきあったことで、編集者としてもいろいろなことに気づかされました。
これは聴覚障害者の間では常識らしいのですが、子どもが聴覚障害だとわかった時、まず母親がしたことは、家中の家具に名前のカードを貼って、「物には名前がある」ことを教えることでした。また小笠原さんに本などを送る時、宅急便の送り状に電話番号を書けません。彼女の家族は両親とも共働きで、姉妹が家に居ても電話に出られないからです。我々は想像力を働かせないと、聴覚障害の人たちの立場に立って物を考えることができないのですが、そういう想像力を働かせることは我々にとってすごく大切であることを気づかされました。
耳の聞こえない人がどうやってプロボクサーとしてリングで闘えるのか。興味深いそのことはぜひ本を読んで把握して下さい。きょうの朝日新聞の記事でも書いていますが、「音の振動を全身で感じる」ということなのですね。ちなみに小笠原さんをプロデビューさせたジムの佐々木会長も視覚障害者です。小笠原さんは、この会長に大きな影響を受けたのです。いろいろなことをかんがえさせてくれる本『負けないで!』をぜひ多くの人に読んでほしいと思います。小笠原さんについては、テレビドキュメンタリーや映画の企画も既に出ています。
ISBN 978-4904795095
2011年5月16日発行
定価 1,500円+税
この数年間、日本社会の格差拡大を背景に、ワーキングプアと呼ばれる貧困層の増大が大きな社会問題になっています。この問題の象徴的存在といえば、湯浅誠氏と並んで、雨宮処凛さんが第一人者です。ゴスロリファッションという独特のいでたちもあって注目されていましたが、この1~2年は厚生労働省の研究会の委員に任命されるなど、貧困問題のシンボルになりつつあります。
本書は、その雨宮さんが月刊『創』で3年間連載してきたものをまとめたもので、貧困問題の渦中で雨宮さんが奮闘してきた激動の日々のドキュメントです。それは同時に、この何年かの日本社会のドキュメントでもあります。